こんにちは。
KEIです!
先日偶然ホグレルスペースで働いていらっしゃるトレーナーの方とお会いする機会があり、その方のご紹介でホグレルルーム八丁堀店へ行ってきました。
今回はホグレルスペースとホグレルマシンについて書いていこうと思います。
途中途中に写真をのせましたが、これは許可を得て撮影した僕の写真です笑
ホグレルマシン
ホグレルマシンは筋力向上のためのトレーニングマシンとは違い、筋肉の柔軟性を向上させ、関節の可動域を改善することを目的に使用するマシンです。
名前の通り体がほぐれることを狙っているわけですね。
非常に軽い重りを使用し、軽い力で筋肉を動かします。
とても軽いので何十回と反復しても継続できるくらいです。
自分はどのマシンも10kgで行いました。
(基準として言っておくと、筋力向上を目的にトレーニングするときは、自分はパラレルスクワット1RM100kgくらいです。)
例えば股関節周辺の可動域を改善させるために使用されるインナーサイというマシンは、上体を起こして開脚した姿勢で使用します。(下写真参照↓)
このまま脚を閉じるように動かします。
通常のマシンですと、閉じるときに内転筋群を収縮させ、戻すときにはゆっくりと動かしてエキセントリックの筋活動を行うと思います。
ホグレルでは脚を閉じるときに使う力は非常に小さいです。
そしてリズミカルに動かしていくのですが、この際重りが脚を開く動きをサポートしてくれます。
強い力で強引に動かされるのではなく、あくまで自分で動かしながら、それをサポートしてくれている、といった感じです。
すると何が起きるのかというと、自然と動的ストレッチが行えるんですね。
動的ストレッチに関してはこちらの記事から↓
ほかにも数種類のマシンがあり、例えばこれはハイプーリーというマシンで、肩甲骨周囲の筋肉の柔軟性向上を目的に行います。
見た目はラッドプルダウンマシンみたいな感じです。
ラッドプルダウンでは引く動作を意識して、戻すときはゆっくりと戻していきますが、ハイプーリーではどちらかというと上にあげる時を意識して行います。
またグリップの部分がくるくる回転するようになっており、自分の好きな角度で行うことができます。
これはディッピングというマシンです。
ディップスというトレーニングがありますが、動きはそれと同じような感じです。
ただしこれもほとんど力を使う必要はなく、リズミカルに動かしていきます。
さらにさらにこれはプルオーバーという名のマシンです。
背もたれがストレッチポールのようになっています。
無理矢理後ろに引っ張られるのではなく、自然な動作の中で、可動域が広がっていきます。
肩甲骨周辺だけでなく、体幹部前面や胸郭の可動域改善にも効果的です。
どのマシンにも共通することは、柔軟性、関節可動域の改善を目的をしているということです。
日常生活では動かさない範囲の関節可動域での運動を無理なく行うことができます。
筋活動を行うことで、血流が増し筋温の上昇とともに筋の柔軟性が向上します。
また、重りが筋肉の動きをサポートしてくれることで、自然と動的ストレッチを行うことができます。
結果的に、ホグレルマシンでのトレーニング後には体がほぐれているわけです。
ホグレルについては公式サイトで詳しく書いてあるので見てみてください。
マシンは上記以外にも複数あります↓
また、実演動画があったので張っておきます。↓
肩関節・股関節の可動域を広がる気持ちいいストレッチマシン・ホグレル
ホグレルスペース八丁堀店
今回僕が行ってきたのはこのホグレルを使ってトレーニングを行う、ホグレルスペースというフィットネスジムです。
ホグレルスペース八丁堀店へ行ってきました。
立地
自分は東京メトロ日比谷線にのっていったのですが、なんと駅から徒歩1分という立地の良さでした。
A3出口から出て右に進み、すぐに右折すると左手にあるビルの3階にあります。
他の駅からでも徒歩10分以内の距離なので、行くのに苦労することはなさそうです。
営業時間 平日7:00~21:00
土曜日10:00~16:00
定休日 日曜・祝日
○東京メトロ日比谷線「八丁堀駅」A3出口徒歩1分
○JR京葉線「八丁堀駅」A3出口徒歩1分
○東京メトロ有楽町線「新富町」徒歩7分
○都営浅草線「宝町」徒歩7分
特徴
なんといっても置いてあるマシンはすべてホグレルです。
ホグレルスペースのコンセプトとして、筋肉の柔軟性向上や関節可動域の向上を通して姿勢・動作の改善をはかるというものがあるようなので、それに特化したフィットネスジムとなっています。
上の写真以外のも多くのマシンがあり、トレーナーの方もいらっしゃるので、自分の目的に合わせて利用することができます。
また大きな特徴としては、スーツのままでも利用できるという点があげられると思います。
通常のジムやフィットネスクラブでは、トレーニングウェア等に着替えるかと思いますが、ホグレルスペースではスーツのまま会社員と思われる方が利用している姿を多く見ました。
ホグレルのトレーニング自体が、ハードなものではなく、汗もそれほどかかないのでそのような格好でも問題なさそうでした。
会社帰りや、昼休み等に利用する方も多いそうです。
僕も写真でTシャツとジーンズでやっていますしね笑
雰囲気
大きなスポーツジムとは違い、マシンは各マシン2台ずつくらいで、利用者も僕が行ったときは一度に4人程度でした。
多くても6人ほどのようです。
会員制(回数券もあり)ということもあり、常連の方が多くほとんどの方が各自自由にトレーニングを行っています。
かといってトレーナーの方が何もしないのかというとそうではなく、トレーニング方針や、トレーニングの方法、こまかなチェックなどは必要な時に行っているようです。
最近はやりのマンツーマンのジムとは違い、各自が自分で考え、必要なトレーニングを行っているようでした。
どんな人がきているのか?
僕が行ったときは、ワイシャツ姿の会社員の方から、プロの社交ダンス選手、主婦、フットサル選手などなど、様々な方がいました。
ほんとに幅広い層の方々が来るそうです。
高齢者の方も頻繁に来るようで、どんな人でも気軽に利用できるというのは素晴らしいと感じました。
トータル4000回以上来ている人もいて、単純計算で1日1回じゃすまない回数だそうです。すごいです。。。
一般の方は健康のために利用しているようです。
アスリートも可動域改善やコンデショニング等を目的に利用することでパフォーマンス向上も期待できるのではないかと感じました。
初動負荷トレーニングとは違うのか?
初動負荷トレーニングとは古山裕史氏が考案したトレーニングで、イチロー選手が日本にいるころから取り入れていることで有名です。
ホグレルと同様に専用のマシンを使用します。
下の動画の1分5秒くらいからイチロー選手が行っているトレーニングです。↓
こちらは小山氏の解説と、初動負荷トレーニングの実演(7分くらいから)の動画です。↓
イチローが実践する初動負荷トレーニングを小山トレーナーが解説
うーん正直初動負荷トレーニングはやったことがないのではっきりとしたことは言えないです笑
たぶん考え方ややってることはあまり変わらないんだと思います。
ただ細かいところのこだわりや、マシンの種類には違いがあるのかなと思います。
気になる人は両方やってみたらいいんじゃないでしょうか。
まとめ
今回はホグレルとホグレルスペースについて書きました。
「ただ動的ストレッチをやってるだけ」
と批判する人もいるんだろうなとは思いますが、とりあえずやってみたらいいと思います。
無料体験もやってますし。
僕はやってみて、自分の体で可動域改善や動作改善を感じられましたし、一般の方はもちろん、アスリートも目的に合わせて行えば有効なトレーニング、コンディショニングになると感じました。
ただまあトレーニング方は目的のための手段でしかないので、アスリートの場合は自分の目的に合わせて必要であれば利用したらいいと思います。
一般の方々にはとてもお勧めします。
一度行ってみるべきです。
ありがとうございました。