背中で語る
育成年代
とりあえず腹筋。
次に腕立て。
体幹トレーニング一種目1分間。
よっしゃベンチプレスやったる。
は日本のサッカー界独特なものでしょうか?
海外だとどうなんでしょう。
「日本人は骨盤が後傾している」
「背中が大事」
という言葉は様々な場所で聞かれるはずなのですが、行うのは身体の前面を鍛える運動がメインとなっています。
と考えてみると、
漫画だってアニメだって映画だって、強くなるためのトレーニングとして腕立てと腹筋ばかりやってます。
ルフィは背筋は発達してないのに腹筋はバキバキです。
悟空が腕立てや腹筋をしているシーンを見たことはありますが、背筋や懸垂はやってくれません。立派な背中も見せてくれません。すぐ服が破けるくせに見せるのは大胸筋ばかり。
最近のヒーロー、ワンパンマンは、腕立て100回、腹筋100回、10㎞ランニングを毎日欠かさずおこなうことで最強のヒーローになりました。
懸垂をやってるヒーローを前年ながら見たことがありません。
いちご100%の真中君くらいでしょうか。。。
TVでテレビでデッドリフトが紹介されることはないですし、アイドル腹筋を披露することがあっても、わざわざ背中を見せてくれることはまずありません。
体幹トレーニングは商品化され、腹筋のトレーニングは倒れるだけででもできますし、貼るだけでもできちゃいます。
僕たち日本人には、強い身体・かっこいい身体は発達した胸筋と腹筋である、と刷り込まれています。そして気づいた時には腹筋と腕立て伏せを始めています。
これは日本人だけ?万国共通?どうなんでしょう。
背中で語ってくれるのは、範馬勇次郎くらい。
と、ふと思ったことを書いてみました。
腹筋よりも背筋がかっこいい、ベンチプレスより懸垂でしょ、みたいな文化が生まれたらサッカー界何か変わる気がする、あくまで気がするだけですが。
(腹筋や胸筋、ベンチプレスを否定しているわけではないので、ご了承ください。)