こんにちは。
卒論発表会が終わり、やっと卒論にひとくぎりつきましたが実は今度は3月にポスターを作って発表しなければなりませんKEI.(@DoKei56)です。
ケトルベルには過去記事で一度触れたことがありましたが、今回はケトルベルで行う「スイング」といいうトレーニングについて書いていこうと思います。
ケトルベルとは?
ケトルベルとは、旧ソ連で発展したトレーニング器具です。
球体に取っ手がついたような形をしており、よくヤカンのような形と表現されます。
ちなみに大学の友人は「ボム兵」と表現してました。
こっちのほうが自分はしっくりきました。
このボム兵を使って様々なトレーニングが行われています。
ケトルベルスイング
ボム兵を使ったトレーニングの一つに「スイング」と呼ばれるものがあります。
取っ手の部分をもって、体の真下から前方へ向かって振り上げるトレーニングです。
トレーニング動作は、股関節の爆発的な伸展が中心となっていて、大殿筋を主とした股関節伸展筋群の爆発的パワー発揮のトレーニングとなります。
以前、ヒップヒンジを取り上げましたが、股関節を中心とした爆発的なパワー発揮は、スプリントやジャンプといった運動で求められる要素の一つであり、サッカーをはじめとしたスポーツパフォーマンス向上に必要不可欠です。
同じような目的で行うトレーニングに、バーベルを用いたクリーンやスナッチといったクイックリフト系の種目がありますが、比較的クイックリフト系よりも技術的な問題が低いため、基本的に誰でもすぐに行えるトレーニング種目といえます。(ちなみにケトルベルで行うクリーンやスナッチもあります)
メリット・デメリット
ボム兵スイングのメリットは
- 技術的に比較的簡単
- ヒップヒンジの習得に効果的
- 股関節での爆発的パワー発揮のトレーニングとなる
- クリーン等クイックリフトの前、また競技練習前のw-upとしても利用できる
- ボム兵さえあれば自宅など限られたスペースでも行える
- ボム兵は比較的安い(重くなると高くなるけど) etc...
などがあげられます。
デメリットとしては、
- バーベルでのクイックリフトに比べ重量は下がる
- 重量のコントロールが難しい(ケトルベルをいくつも持っている場合は別)
などが考えられますが、基本的にデメリットといえるほどのものはないでしょう。
ただトレーニングのメインと言うよりは補助的に行うのがいいかもしれません。
注意点
ボム兵スイングを行う際の注意点としては、
- 股関節を中心に動かす
- 腰を丸めない & 過度に反らない
- 毎レップ全力を出す
- ボム兵に引っ張られて体が前方に行かないようにする
といったことがあげられますが、
他のトレーニングに比べれば、難易度は低いため、初心者から上級者まで行えるトレーニングです。
まとめ
ボム兵を用いたトレーニングは、スイング以外にも、例えばターキッシュゲットアップ↓
などがあります。
これ以外にも様々なトレーニングがあるので、ぜひチャレンジしてみてください。
結論
最後までボム兵で通してやったぜ。爆発的なだけにね。