こんにちは。
正月帰省も終わりつくばに帰ってきました4年もいるとつくばを離れると恋しさを感じるようになりましたKEI.(@DoKei56)です。
先日、テレビをみていて松葉杖を使っているシーンが流れたのですが、そこで少し気になったことがあったので、今回は松葉杖について書きたいと思います。
松葉杖は、スポーツ現場でも使われることが多く、また、一般の方も使用することが今後出てくるかもしれません。(使わないにこしたことはありませんが、、、)
松葉杖はどっちの手で持つか?
怪我をした脚が回復し、体重をかけ始めていくと(もしくは重症度が低ければ)、松葉杖を1本だけ使うことがあります。
この場合、1本の松葉杖をどちらの手で持つでしょうか?
例えば右足を怪我したときは?
怪我をした脚の代わりをしてもらうから、右手でもつ!
と考える人もいるでしょう(↑のように)。
しかし、実際には、健康な側の手で持ちます。(画像は間違い)
上の写真のように怪我をした側の手(右)で持つと、例えば杖が滑ってしまったときにバランスをとるために、怪我をしている右脚で体を支えなければいけません。危ないです。
それを防ぐためにも、健康な側で杖を持ちます。
というか怪我をした側と同じ側に松葉杖を持つと歩きづらいと思います。
手足が同時に出る歩き方になってしまいますから。
使い方は、
- 怪我をした方の脚と松葉杖を同時に前に踏み出す。
- 次に、松葉杖に体重をかけるようにして、健康な足を前に出します。
という2回の動作で進んでいく方法と(二動作歩行)
- 松葉杖を前につく。
- 怪我をした脚を前に出す。
- 健康な脚を出す。
という3回の動作で進んでいく方法(三動作歩行)があります。
松葉杖が1本の場合は、このようにして進んでいきます。
怪我をした側の脚にかかる体重を分散させて歩くわけです。
もちろんこのように進めば怪我をした脚にも少し体重をかけることになりますが、そうすることで、怪我をしている脚にも適度なストレスをかけることができます。
また、それによって、通常の歩行へよりスムーズに移行していくことができます。
体重をかけられない場合には、松葉杖は2本使いましょう。
まとめ
松葉杖を1本だけ使う場合は、結構あると思いますが、よくテレビでも逆になっていたり、上の画像のように逆に描かれたものはたくさんあります。
また、松葉杖の使い方としてはほかにも、
・脇の下で体を支えないようにする。
(脇の下の神経を圧迫してしまうから。)
・手首が外側に折れてしまわないようにする。
(手首を痛めないようにするため。)
などなど注意点がいくつかあります。
怪我をしないに越したことはありませんが、もししてしまい松葉杖を使う際には思い出してみてください。