こんにちは。
KEI. (@DoKei56) です。
今回はショートな記事です。
10回3セット
リハビリメニューにしろ、フィジカルトレーニングにしろ、技術系、情報系のトレーニングにしろ必ず聞かれるのは
「何回やればいい?」
という言葉です。
その次に
「10回3セットくらい?」
がきます。
この10回3セットという言葉、どこから生まれたかと考えるとおそらくウェイトトレーニングの筋肥大を目的にした負荷設定からでしょう。
10RMで10回というやつです(そもそもこれも10回である必要はないのかもしれないが)。
そして10進法の世界で生きている僕たちは10という数字が覚えやすく、また3セットというのが量的にもちょうどいい感じがするためにこの10回3セットだけが独り歩きしてしまっている感があります。
10回3セットはつまりその運動をトータル30回行うということです。
10回で1セットにするのは、その回数しか反復できないから、それ以上反復すると疲労による影響で目的がぶれるから、もしくは連続反復するのはその回数で十分だからのどちらかでしょう。
しかし1セットだけでは足りない場合にじゃあ複数セットやろうか、という話になるとおもうのです(筋肥大に必要なストレスが1セットで足りないように、もしくは技術習得には10回だけでは足りないからというように)
もしかしたらそれのトレーニングは5回×3セットくらいがいいかもしれないですし、もしかしたら連続で100回くらい行ったほうがいいかもしれません。
10秒×3セットと、時間で設定したほうがいいかもしれないです。
そもそも設定などしないで、個人個人の感覚に任せたほうがいいのかもしれません。(最近はこれが多いです)
バシッと設定したほうが効果的なもの(ウェイトトレーニング、持久系トレーニングなど)ばかりではないと思うので。
そもそも10回3セットという言葉だけが先行してしまうと、その回数を行うことで満足してしまうことも多いように感じます(筋トレでもよく見られる)。
これは10×3に限った話ではなく、例えば20×3でも30×5でも一緒ですが。
まとめ
回数や量を設定するときは何かしらのこだわりを持ってやっていくことが、当たり前ですが必要かなという話でした。