こんにちは。
KEI.です!
「筋肉つけたかったら、まずは太らないと!筋肉に変わる脂肪がなかったら鍛えても筋肉つかないよ!」
これ、聞いたことある人多いと思います。
僕は先日大学の友人F君から言われました。
まさか体育専門学群4年でそんなこと言われると思いませんでしたが、思い返してみると、高校時代にも同じようなことを言われた記憶があります。
結論から言うと
脂肪は筋肉には変化しえない、逆もまた然り
です。
筋肉と脂肪は別物
筋肉と脂肪は全くの別物です。
筋肉がつくとは?
俗にいう筋肉がつくとは、筋肉が肥大(大きく)することです。
「つく」というと新しく筋肉が生まれて増えていくように聞こえますが、実際には、すでにある筋繊維(筋は筋繊維が無数に集まり束になり構成されている。)1本1本が肥大することで筋肉が大きくなります。
これが「筋肉がつく」という現象です。
太るとは?
いわゆる「太る」とは体内の脂肪の量・割合が増えることです。
脂肪は栄養素です。脂肪もよく「つく」と表現されますが、「つく」いうよりも貯蔵されている状態です。
脂肪はほかの栄養素と比べて単位量当たりの熱量が大きいので効率の良い栄養素として利用されています。
このように筋肉がつくのと太る(脂肪がつく)のは全く違う現象です。
そもそも筋肉はたんぱく質で構成されているので、構成要素自体が違います。
何故こんなことが言われるようになったのか?
ではなぜこのようなことが言われるようになったのでしょうか?
筋トレ後は脂肪を分解・消費しやすくなる
筋力トレーニング後はホルモンの働きにより、脂肪を分解・消費しやすい状態になります。
筋トレによって筋肉がつく、同時に脂肪も消費しやすくなるので、
「筋肉ついた!やせた!脂肪が筋肉になったんだ!」
と考えられるようになった説。
太ると活動量が減って筋力が下がる
太ってしまうのには必ず原因があります。その原因は様々ですが、
「太ることによって運動・活動量が減る→筋力が落ち、筋肉も小さくなる→脂肪はつき筋肉がなくなった。これは筋肉が脂肪になってしまったんだ。」
と考えられるようになった説。
筋肉が脂肪に埋もれてしまう
「多量の皮下脂肪によって筋肉が埋もれる、触れない→これは筋肉が脂肪になってしまったんだ。。。」説。
痩せてる人は筋肉量が少ない
「あいつは痩せすぎて脂肪がないから筋肉がつかないんだ。」説。
etc...
まとめ
今回は単に、脂肪は筋肉にならないよってことを言いたかっただけです。
最後のほうすごく雑に書いてしまいました(笑)
意外と勘違いしている人はいるんじゃないかなと思ってます。
結論
大学の友人F君は体育専門学群。。。