<9/26日一部編集あり>
*リンク先のブログ、ツイートを編集していただけました。
以下が現在のブログ、およびツイートです。
「サッカーのための筋トレと栄養」様ありがとうございました。
先日、自分が筑波大サッカー部のトレに関し半ば感情論でブログを書いてしまったころ
— FR @「サッカーのための筋トレと栄養」 (@fr_talk) 2016年9月25日
現役の部員・トレーナーの方から「今の状況は、当時とは違う」とのご指摘を受けました
そのお話しに基づき、ブログを大幅加筆修正しました。是非ご覧くださいhttps://t.co/XTRw70bDuO
こんにちは。
KEIです!
今日、Twitterで筑波大学蹴球部員少し騒ついた出来事があったので紹介したいと思います。
筑波大サッカー関係者は、サッカーのトレーニング研究してて影響力あるのに、根拠もなく盲目的に筋トレ否定する人がやたら多いのが問題だと感じたので、ブログ記事を書きました。
筑波大サッカーの問題性 https://t.co/XTRw70bDuO
*現在このツイート、ブログはページ上部のもののように変更されております。
はじめに断っておきますと、
この方が引用されている記事は、数年前に卒業されたOBの方へのインタビューです。
確かにその頃はそれほど筋力トレーニングは行われていなかったようです。
しかし、今は体制が代わり、ウェイトトレーニングをはじめとした筋力トレーニングの取り組みは積極的に行っています。
(それが十分に行われているかどうかは今回は触れないでおきます。)
もちろん部員からは
「勝手なこと言わないでくれ」
といくつかリプライを受けていました。
僕はこの投稿をみて、完全否定する気は起きなかったので今回取り上げさせていただきました。
その中でも特に以下の引用文についての考えを書いていきたいと思います。↓(リンク先ブログ内文章より引用)
特に筑波大出身者が推すレイモンド・フェルハイエンのピリオダイゼーションだって、
当たりの激しいリーグで何年もがっつり鍛えてたバイエルンの選手に導入するのと、
当たりの貧弱なリーグでろくに鍛えてない筑波大サッカー部やJリーガーに導入するのでは、
根本的にアウトプットのレベルが全く違う。ましてや筋トレの代わりにピリオダイゼーションなんて本末転倒、ナンセンス極まりない現実逃避。
とかなり強い言葉で批判しています。
この方がいいたいことは、
身体的能力が十分に達していない選手は、そもそもの能力が低いのだから、コンディション調整のためのピリオダイゼーションを組む前に、能力向上を最優先すべきだ。
その方法として筋力トレーニングをもっと行うべきだ。
ということではないかなと思います。
ちなみのサッカーのピリオダイゼーションについては過去記事を参考にしてください。↓
筑波大学出身者が多い?
巷でレイモンド・フェルハイエンのピリオダイゼーションを推すサッカー指導者、インストラクター指導者には筑波大出身者が多いですね
— FR @「サッカーのための筋トレと栄養」 (@fr_talk) 2016年9月16日
元々筋トレ嫌いな人たちが、代替トレとしてピリオダイゼーション追求するのって、根本的に本末転倒という印象も https://t.co/mg6HsK0xTW
過去にもこの良い内容の投稿をしていることから、この方はサッカーのピリオダイゼーションに対して否定的な考えを持っているようです。
この理論を押す指導者に筑波大学出身者ことを指摘していますが、それは筋トレ否定派が多いからではなく、
- サッカーのピリオダイゼーションのセミナ ーや翻訳を行っているのが筑波大学OB
- この理論を理解し、実践している人がまだ少ない。
- そもそもサッカー界に筑波大学出身者が多い。
ということが大きいか思います。
筋トレの代替?
また、筋トレの代わりとして行っている指導者がいるのかどうかはわかりませんが、ピリオダイゼーションと筋力トレーニングは並行して行うことは十分に可能です。
実際に現在の監督は筋トレを推奨しています。
タイミングは限られますが、週2〜3回行うことも可能です。
ただし、サッカーのピリオダイゼーションには確かに筋力トレーニングをする必要性は書かれていません。
あくまでサッカーの中でトレーニングする、ということが強調されています。
そのためこのように考える人が出てくるのは何も不思議なことではないと思います。
結局は理論を元にどう実践するかが大切なのでしょう。
コンディション調整ではない
過去記事でも書きましたが、この理論でのコンディショニングとはコンディション調整ではありません。
コンディションを高めていくことです。
もっといえば、サッカーをする能力を向上させていくことです。
つまりアウトプットのレベルを高めることができます。
ただしサッカーの能力をサッカーだけでトレーニングするのは、より高いレベルを目指す上では十分とは言えないでしょう。
その手段として筋力トレーニングは非常に有効です。
ただしトレーニング手段は筋力トレーニングだけではないので、必要に応じて選択することが大切です。
過去記事↓
また以下の記事は、競技トレーニングと競技能力についてとても面白い視点で語られています↓
まとめ
結論として、サッカーのピリオダイゼーションは ウェイトトレーニングなどの筋力トレーニングと両立させることは可能だと考えています。
というより両立させなければならないでしょう。
ウェイトトレーニングを行うだけで競技レベルが上がるわけではないですが、より高いレベルで闘うためには必要なトレーニングです。
ウェイトトレーニングで身体が動かなくなるという人は多いようですが、それはウェイトトレーニングが悪いのではなく、トレーニング方法がわるいだけです。
ウェイトトレーニングに限らずトレーニングは正しい方法で、適切な量のトレーニングを行うことが必要です。
ありがとうございました。